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インバウンド戦略策定/観光消費270億円へ [インバウンド]

(前回からの続き)

 交流人口拡大で期待されるのが外国人観光客の動向である。宿泊はもちろん、消費への期待も高いからである。
 長崎市を訪れた2016(平成28)年の外国人観光客数は97万9000人で、市の観光客総数672万3500人の14・6%を占める。内訳はクルーズ利用が70万人(72%)、クルーズ利用外が28万人となっている。クルーズ利用外の内訳は、宿泊客が18万7000人(67%)、日帰り客が9万3000人(33%)で、全体の7割が日帰り客となっている。
 外国人延べ宿泊者数は2013年から3年連続過去最高を記録しているし、2016年の国際クルーズ客船入港数は197隻と博多港に次ぐ全国2位となっている。
 一方、気になるのは外国人観光客の期待とギャップの大きさだ。日本政策投資銀行と日本交通公社が行った外国人観光客へのアンケート結果によると、長崎市への訪問意欲は高く、初訪日者、訪日経験1回目では九州トップ。特に欧州の意欲が高い。〝来訪前に期待したこと〟は全国平均に比べて高く、期待度の大きさがわかる。




 しかし、実際に〝滞在中に体験したこと(もの)〟の満足度は反対に全国平均に比べ低い。特にクルーズ客の満足度が低い。外国人旅行者数の伸び率が全国平均よりも低く、主要観光地と比較しても決して多い水準ではないこともそれを物語っているといえよう。訪問場所は市内中心部の主要観光地が中心で行動範囲は限定的。周辺地域や穴場的な観光スポットまで足を運んでいないことも影響している可能性がある。
 インフラの脆弱性も課題の一つである。新幹線は整備中であり、現状ではJRによるゴールデンルートからの乗り継ぎ無しでのアクセスはできない。また、長崎空港からの国際線直行便は韓国、中国のみ。福岡の9か国、鹿児島4か国、宮崎・熊本3か国に比べ優位性は低い。
 宿泊施設では外国人富裕層向けのハイグレードホテルがないのが痛い。また、ホテル数の不足も問題となっている。2020年度の延べ宿泊者数の目標は449万人だが、現状の市内のホテル数では宿泊稼働率は93%にも上昇。絶対数が不足するため、県外資本も含めたホテル新設・誘致が不可欠な状況となっている。




 これらの課題を受け、DMO推進本部は今年3月、国内誘致やMICE、経営基盤強化を対象とした戦略の中からインバウンドをピックアップし「長崎市版DMOインバウンド戦略」を策定した。2017年度からの5年間を計画期間としたもので、長崎市版DMOと全てのステークホルダーとが一体となり、外国人観光客増に取り組むことにしている。
 6つの分野(ブランディング・プロモーション、コンテンツ、情報基盤、受け入れ態勢・消費環境、地域マネジメント、マーケットリサーチ)で課題を抽出し、基本戦略を立てて個別事業の推進に取り掛かっている。これら6つの関連性を重視しながら各事業を展開していく。
 これにより2020年度の外国人観光消費額を2015年の147億円から270億円に、外国人延べ宿泊者数を33・8万人から40万人に増やしたい考えだ。
 具体的なプランは次の通り。ブランディング・プロモーションでは基本戦略を「長崎〝まるごと〟世界ブランド化戦略」とし、基本事業として観光ブランドコンセプトの立案、商品の魅力を高めるブランド登録制度の運用、FIT向けプロモーションの強化などを挙げている。世界的に通用するブランド構築を目指し、最終的にはロゴマークを作ることも視野に入れている。
 また、「これぞ長崎!モノ・コトづくり戦略」を基本戦略としたコンテンツ分野では、長崎の魅力を活かした滞在プログラム・着地型旅行商品・土産物・サービス等の造成、九州各県連携商品、国内外旅行会社・JRと連携した広域ツアー商品の造成などを挙げている。中でも情報基盤分野では「ワンストップ化戦略」を推進。これまで各観光団体がそれそれに運営していたホームページを整理・統合、各種予約や口コミ、越境ECまで含めたワンストップサイトの構築を進める。
 DMO推進本部は外国人観光客が知りたい情報をワンストップで提供できるサイトの整理をはじめ、バスの乗り方や商品の決済方法、医療対応などにも取り組む方針だ。




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消費は増えるが変わるインバウンドのニーズ〜試される対応力 [インバウンド]

日本銀行福岡支店によりますと、

九州・沖縄を訪れた外国人旅行者の2015年の消費額は

前年比約2倍の4882億円に上ったようです。

入国外国人数は前年比73%増の401万人で、

全国の増加率(47%増)を大きく上回りました。

入国ルートは、クルーズ船を含む港からが91・6%増、空路が58・4%増でした。






1人当たりの平均宿泊数は前年比0・1泊増の3・7泊、

消費額は18・4%増の12万2000円と推計。

全国の平均宿泊数は5・9日、消費額は17万6000円で、

九州・沖縄では短期滞在の傾向が続いています。

同支店は「熊本地震の影響で国内外の観光客が減少している。

多様な周遊ルートを構築し、観光客を早期に呼び戻すことが喫緊の課題だ。

また、クルーズ船客のウエイトが高まっており、

受け入れ態勢の整備やニーズの変化への対応などが重要になる」としています。






確かにクルーズ船の受け入れ態勢の整備は喫緊の課題です。

まず、‥‥



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きょうはデッカいクルーズ船が寄港 [インバウンド]

きょうデッカいクルーズ船が
博多港に入港しました。

熊本地震の影響で
寄港するのか懸念されましたが
杞憂に終わりました。

クルーズ船の責任者が
地震の復興のことを考えると
観光を取りやめるべきでないと
仰っていました。

今年博多港には361回の
クルーズ船の寄港が予定されています。
キャンセルが出ないことを期待します。ね。

外国人が増えるのはうれしいけど、ホテルの部屋不足が続く [インバウンド]

きょうの福岡は昨日とは一転、
北風が朝から吹いています。
ちょっとジャケット1枚では寒いですね。
スプリングコートがあると良いと思います。

インバウンドが増えている中、
地方の宿泊施設不足が顕著になっています。
かつては観光名所訪問やショッピングをして
サッサと別の場所に移動していた外国人観光客ですが、
最近は色々なところで見かけます。

image.jpeg

こちらは地元の天ぷら屋です。
スマステーションで紹介され人気に火がつきました。

法人ETCカード



花見でも外国人をよく見かけました。
こちらは舞鶴公園。

image.jpeg
福岡でも5月の連休中はホテルの多くが満室に近くなっています。 博多どんたくやホークス戦、コンサートなどが開かれるため、 外国人観光客も含めて非常に混雑するようです。 政府は2020年には4000万人の外国人観光客の誘致を目指しています。 4000万人は現状の2倍。 とても今のままではホテルの客室が足りません。 そのため地方でも大規模ホテルが建てられるように、 容積率の緩和や旅館のトイレの洋式化への補助などを行なう計画です。 福岡でもホテルの稼働率は8割を超えています。 先日のホークス戦は春休みと重なったこともあり、 対戦チームのスタッフたちが北九州や熊本に分散宿泊したそうです。 大規模化して収容力を増やしてもらうのはもちろんですが、 火災などが起きれば大惨事になりかねません。 サイトの多言語化など安全対策にも十分力を入れてほしいですね。 旅の始まりは【 Agoda 】から

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