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FFGと十八銀行 やはり延期 [地域金融]

FFGと十八銀行が統合を無期延期しました。

やはりという見方が一般的ですが、

十八の行員からは

「公取の了承云々より行風が全く違うからなあ」との声も聞かれます。






十八はFFGに融資先をバンバン取られて

競争より協調を選んだのですが、

ここに来て大きな取引先を確保しました。

県庁の移転先の近くに新しいオフィスビルを作る計画があるのですが、

そこの施工主体が新日鉄興和不動産。

ある人物の仲だちで新日鉄系の融資先との関係を手に入れました。

これで一息というわけではないのでしょうが、

こういう要素も十八の思惑に若干の影響を及ぼしているのかもしれないなあと思う

夏の昼下がりなのでした。





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九州FG 佐賀にフラれる? [地域金融]

あちこちに話を聞きに行っていたため

数日お休みいたしました。

申し訳ございません。



その中で面白いものをご紹介します。

以前、

「九州フィナンシャルグループの提携相手に佐賀銀行の可能性高し」という

お話をご紹介いたしましたが、

どうやら佐賀に九州FG側が蹴られたようです。

そこで佐賀の提携先として上がってくるのが…


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FFGと十八銀の統合問題 遅れはあっても結局は… [地域金融]

来年4月の経営統合を目指している

ふくおかフィナンシャルグループ(FFG、福岡市)と

十八銀行(長崎市)の最終契約が

当初予定していた8月中の期日から延期される見通しになりました。

独禁法に引っかかるかどうか

公取が審議しているのですがそれが長引いているためです。







FFGと十八銀行は来年4月に経営統合し、

再来年4月にFFG傘下の親和銀行(佐世保市)と合併する予定です。

確かに長崎県内の預貸金シェアは

政府系金融機関などを除けば7割に達してしまいます。

高い数字ですが十八銀行と親和銀行の合併は

人口減少が著しい県という地域事情が背景にあるため、

今後の試金石になるでしょう。






もし、公取がノーの判断を下せば

山陰や四国、東北地方など地域経済に比べて

金融機関が多い地域の銀行統合に影響が出るからです。

FFGの関係者と話したところ…



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振込24時間化で生活はどのように変わるか?沖縄海邦銀行が第二地銀連合に [地域金融]

昨日、第二地銀で構成する

「事業組合システムバンキング九州共同センター(SBK)」(熊本市)に

沖縄海邦銀行(那覇市)も参加することをご紹介しました。

沖縄海邦銀行3.jpeg

これについて少々関連事項を書かせていただきます。








全国銀行協会は18年度中に

他行向け振込を24時間365日対応できるように

新たな決済システムを導入しようとしています。

それに対応するためのシステムリニューアルであり、

沖縄海邦銀行も参加しようという訳ですね。





現在は他行振込は平日の15時までで、

それ以降は翌日扱いになります。

金曜日に振込できなかったら月曜の午前中になるということです。

キャッシングなど高い金利を払っている場合は振込日は非常に重要です。

いつでも振込できるとなれば

仕事が終わった後でも期限に間に合います。

キャッシング会社が何時までに…



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沖縄海邦銀行 第二地銀連合に加盟へ [地域金融]

第二地銀の福岡中央銀行や

長崎銀行で構成する

事業組合システムバンキング

九州共同センターに

沖縄県の沖縄海邦銀行も

参加することになりました。



共同センターは

勘定系などのシステムを

共同運用しており

加盟行の増加で

一行あたりの負担軽減と、

海邦銀行にとっては

開発コストの削減が見込めます。

共同センターにはほかに

宮崎太陽銀行、南日本銀行、

豊和銀行、佐賀共栄銀行も

加盟しています。

いずれも地域の二番手、三番手で

マイナス金利の影響が

こんなところにも出ているんだろうな

と、感じた一日なのでした。

久しぶりに九州の地銀のことでも書いてみよ〜その3 [地域金融]

今日の福岡は梅雨の晴れ間

朝からピーカンです。

日差しが強くバリバリ暑いですね。



さて、九州の地銀動向の続きを書きます。



前回は佐賀銀行に最もアモーレ(愛)を持っているところはどこか?

というくだりで終わりました。

その続きです。






FFGよりもNCBよりも

佐賀銀とお仲間になりたいと思っているのは

おそらく。。。

多分。。。

そう。。。

あのグループですね。



肥後銀行と鹿児島銀行の九州フィナンシャルグループ(FG)でしょう。

image1.JPG
(肥後銀本部)

なぜか?


九州FGはお互い地域のトップ地銀が手を結んだ金融グループです。

救済型合併ではないためお互い本社、本店の所在地に関しては綱引きがあったようです。

結局、本店は鹿児島銀行、登記上の本社は肥後銀行になっていますね。

image2.JPG
(鹿児島銀本店)

税金を納めるのは

本社所在地の税務署ですので

鹿児島銀関係者が後になって

「しまった!!」と言ったとか

言わなかったとか。

肥後銀は名を捨て

実を取ったということでしょうか。

うーん


賢いなぁ





それはさておき九州FGが欲しいのは福岡での地盤です。

鹿児島、肥後両行とも福岡に営業店は構えていますが

店舗網としては薄い。

そこに佐賀銀の福岡県内の38店(平成27年末)が加われば、

一挙に店舗網を手に入れることができます。

自ら店舗を出していくという労力と時間を節約できるわけです。

そのため佐賀銀との提携で最も恩恵を受けるのは九州FGだと思います。


九州FGは本店、本社を鹿児島と熊本においていますが、

実際は福岡に本部を作りたいようです。

(記事はコチラ↓↓↓)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDF04H0U_U6A200C1EE8000/




その場所は博多駅の大博通り沿い。
↓↓↓ここ
image.jpeg

なんと西日本シティ銀行本社ビルの真ん前です。

NCBにとっては脅威でしょうね。。。

九州FGは福岡に拠点を構えることで

FFGやNCBと良い戦いができるでしょう。

FFGやNCBには鹿児島や熊本に営業部などをつくられてたわけですから

福岡に乗り込んで一矢も二矢も報いようという感じでしょうか。







また、鹿児島銀は

佐賀銀が十八銀(長崎)、筑邦銀(久留米)とともに採用した基幹システム

「バンクビジョン」(日本ユニシス)も採用しています。

佐賀銀とは知らぬ中ではないのです。


佐賀の金融機関の動向は

福岡を拠点とする金融グループの合従連衡にも影響を与えます。

今後は佐賀の金融機関の動向に注目するとオモシロいのではないでしょうか。




くどいようですが

あくまであちこちで見聞きした話を総合していますので

想像の域を超えない話として聞き流してもらって結構です。

また、違った角度からご紹介する機会を持ちたいと考えています。


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久しぶりに九州の地銀のことでも書いてみよ〜その2 [地域金融]

今日の福岡は久しぶりに太陽が顔を出しています。

蒸し暑さもあって汗が噴き出しますね。


さて、「早く続きを」というありがたいリクエストも頂き、

地銀の動向について続きを書きます。


前回は佐賀共栄銀行がスリム化を目指して

合併されやすい状況を作っているようだということを書きました。


では、どこが買う可能性があるのか。

可能性ですからどこの銀行にもあるのでしょうが、

地域戦略的にみて重要視しているところをピックアップしましょう。

この問題は佐賀銀行の動向ともリンクしてきますのであわせて書きますね。





まず、ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)。

福岡銀行、熊本銀行、親和銀行を傘下に収める地域金融の雄ですね。

image1.JPG

十八銀行が親和銀行との合併を予定していますから

福岡、長崎の間にある佐賀を取っても良いと思います。

佐賀共栄銀の資金量は2000億円規模とみられていますから、

まあ、母店より大きな地域営業部のような位置づけになるのではないでしょうか。

それで福岡、佐賀、長崎の西九州はFFGの版図になります。

ただ、佐賀共栄銀を傘下に収めると佐賀銀には手を出せなくなります。


なぜか?






それは公取が目を光らす「地域の寡占」に引っかかるからです。


十八銀行と親和銀行の合併に関しても

長崎県内の預貸金の5割、7割に達するため地域の寡占にひっかかります。


FFGは「地域をバックアップするため」とその意義を掲げて

公取と協議をしている最中です。

これがとてもめんどくさいみたい。


佐賀共栄と佐賀銀をダブルで傘下に収めれば

また公取とややこしい協議をせねばなりません。

十八銀行との合併にも体力がいるため

なかなか難しいのかなと思っています。


佐賀共栄はあっても佐賀銀はないのかな?






次に10月に持ち株会社化に移行するNCB。

オレンジ色のビルが旧福岡シティ銀の本店、ビルが旧西日本銀行の本店です。

image2.JPGimage1.JPG

西日本シティ銀行や長崎銀行、豊和銀行が傘下にあります。






地域金融機関の統合に関して

FFGに一歩も二歩も先を越されているため焦りは隠せません。

まあ、これには福銀にキーマンがいるのですが

その話はまた後日。


営業エリアを拡大するためには佐賀共栄も佐賀銀も欲しいところでしょう。

ですが共栄は小さ過ぎるし佐賀銀は営業範囲がかぶってしまう。。。



なぜなら佐賀銀は佐賀県内では資金需要があまり見込めないため、

福岡への進出を進めてきているからです。

なんと営業店の4〜5割は福岡県にあります。

NCBの営業店と丸かぶりです。福銀ともそうですが。。。






そうすると、

一番佐賀銀行に「アモーレ(愛)」を持っているのは。。。

                      (続く)


あくまであちこちで見聞きした話を総合していますので
想像の域を超えない話として聞き流してもらって結構です。





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久しぶりに九州の地銀のことでも書いてみよ〜その1 [地域金融]

きょうの福岡は曇り空
蒸し暑くって参ってしまいますね。

さて、久しぶりに地方銀行の話など。


現在、金融面において
九州で注目されている地域と言えば。。。 福岡?長崎?大分? いやいや違います。。。 それは。。。 佐賀です。 そう、エス エー ジー エー SAGAです。 なぜかって? そりゃ十八銀行がFFGの傘下入りを決定し、 佐賀銀行らとの基幹システムから離脱するからです。 佐賀銀行はどっちを向くんだ? その動向が気になりますよね。 image1.JPG ついでに言えば佐賀共栄銀行も。 image2.JPG 先に佐賀共栄銀行から行きましょう。 同行の頭取は財務省から降りてきています。 昨年1月には支店再編の検討を明らかにしました。 まあ、分かりやすく言えば不採算店を閉鎖しようということです。 筋肉質なこじんまりとした銀行にしたその先は。。。

そう 他行の傘下入りではないでしょうか。 つまり、 他行が買いやすい(合併しやすい)状況を 自ら作っている可能性が高いと思います。 同行は九州でもダントツに小さな第二地銀です。 他行と戦うには規模が小さ過ぎます。 金融庁が地銀の統合に前向きなのは周知の通り。 さて、じゃあどこが触手を伸ばす可能性があるのか? というところに興味が沸くところですね。 (続く) あくまで見聞きした話を総合していますので、 想像の域を超えない話として聞き流してもらって結構です。


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昨日から朝は寒い寒い [地域金融]

昨日から寒い朝が続いている福岡。
服装の調節で対応しないと風邪をひいてしまいそうです。

今日は企業の採用活用についてです。
人口が減少していく中、
今、企業は人手の確保に躍起になっています。
私が知っている範囲でも
今、トレンドの個別指導の塾は塾講師の確保に四苦八苦しています。
教室を出して拡大路線をひた走りますが、
それに見合った講師の確保が追いつかないのです。
個別指導だから一人の生徒に一人の講師。
そりゃ大変なはずです。
ましてや今は売り手市場。

人材サービス業界最大手フルキャストグループ【トップスポット】

九州の大手広告代理店でも
今は採用活動の真っ最中ですが、
連絡も入れずにすっぽかす学生が多々見受けられるそうです。
就職氷河期を過ごした私にしてみればうそのような話です。
採用担当者曰く「ゆとり世代であることと、少子化で親から蝶よ花よと育てられた結果かも」。
「世代が違うことで一般常識に乖離が出るのは
社会構造維持のためにはマイナスだなあ」と思いますね。
ちょっと不公平感も感じます。ひがみ、やっかみもありますね。笑

こんな中、ふくおかフィナンシャルグループが
行内結婚の夫婦が共に同一勤務地(エリア)で働ける制度を導入しました。
FFGの支店構造は一定エリアに母店となる中核店があり、
その周りに比較的小規模の店舗が配置された面で分けられます。
大体端から端まで1時間程度でいける範囲でしょうか。
同一店での勤務は人間関係などから駄目ですが、
これなら女性行員も辞めずに働き続けられますね。

昔は行内結婚すれば女性行員は辞めると言う暗黙の了解がありましたが、
今では女性の「働きたい、キャリアをとぎらせたくない」という思いと
銀行の「金をかけて育て上げ、ようやく一人前になった女性行員を辞めさせるのは費用対効果が悪い」とする思惑が一致して辞めなくても良いようです。
image.jpeg
保険や投信などさまざまな金融商品を販売するようになったため、 専門的知識を身につけた行員に簡単に辞められては困るんですね。 融資が伸びないため、地銀は保険販売や投信販売など 収益商品に利益の多くを頼るようになってきました。 女性への期待の大きさと責任の重さの増大は役職にも表れてくるでしょうね。 今後、女性支店長がどんどん出てくるはずです。 組合の中でも色々な話が出ていることでしょうね。

きょうは久しぶりに地銀の動向について [地域金融]

あぁ、桜も散ってしまいました。
ニュースで各地の満開の様子をみていると
何だかうらやましく感じるのは私だけでしょうか。
地域的に早めに満開になるのは当然なのですが
おいしいものは最後までとっておくたちの私にとっては
桜の季節が早々に終わってしまうのが残念でなりません。
この残念な思いが来年の桜への強い思いにもなるのでしょうから
まあ、仕方ないですね。。。image.jpeg
こちらは福岡市役所裏の昨日の桜です。

きょうは遅くなりましたが久しぶりに地銀の動向について書いてみます。
他のページで朝からえっちらおっちら書いていたものをペーストしますので
語尾は「ですます調」ではありません。あしからず。
あと、自分で書いたものですからその点もご心配なく。
どっかのページから持ってきたものではありません。
語尾を変えるのがめんどくさいのです。。。

さて、十八銀行とFFGの統合の波紋がどのように広がるのか?
十八銀と親和銀の統合で県内の民間金融機関に占める融資シェアは約7割に達する。
政府系金融機関やノンバンクを加えても融資シェアは5割を超えており、
全国の地銀の中で最高水準になる公算が高い。(というか、そうなります)

気になるのは、この寡占状態を公正取引委員会が認めるのかどうかだ。
FFGと十八銀は夏ごろまでに公取のお墨付きを得たい考えで、
どのような判断が下されるかに注目が集まっている。

ただ、一方では金融庁の森信親長官がかつて検査局長だった時に
金融機関に配布したいわゆる〝森ペーパー〟に沿った統合であることから、
「最終的には公取との間で調整が図られ統合は認められるだろう」と見る向きも少なくない。

また、今回の統合は親和銀や熊本ファミリー銀行(現熊本銀)のケースのように救済型ではないため、「独立独歩か統合か」と、今後の身の振り方について
しゅん巡している九州の他の地銀の動向に影響を及ぼすことは十分考えられる。
「FFGが十八銀に長崎を任せるという方針を示せば、
それは他行への効果的なアナウンスになる」との声がもっぱらだ。

九州・山口の金融地図を見渡せば、FFGと九州FG、
持ち株会社に移行予定の西日本シティ銀、
北九州銀行(北九州市)を傘下に持つ山口フィナンシャルグループ(山口県下関市)に大別される。
その一方で、大分銀行(大分市)や宮崎銀行(宮崎市)、佐賀銀行(佐賀市)などは
各県の首位地銀として金融再編の動きを見守っている。
さらには第二地銀の動向も気になるところだ。
今回のFFGと十八銀の統合は九州の金融再編の引き金となる可能性を秘めているのである。

さて、みなさんはどのように思われますか?

自由テキスト

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