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JR九州虎の子の基金を取り崩す [企業動向]

九州旅客鉄道(福岡市、JR九州)の決算が発表されました。

注目は鉄道事業で初の営業黒字へってことより、

虎の子の経営安定化基金を取り崩したことでしょうね。

それじゃ自分で書いていたものをペーストしますね。

連結決算は、売上高が前期比5・8%増の3780億円、
経常利益は25・3%増の320億円でともに過去最高を更新。
訪日外国人の鉄道利用が増えたほか、ホテルやドラッグストアが好調だった。
JRおおいたシティの開業効果も寄与した。
 ただ、純損失は4330億円の大幅赤字だった。
これは民営化時に国から受けた3877億円の経営安定基金を16年3月期にすべて取り崩し、
主に九州新幹線の設備を保有する鉄道・運輸機構(横浜市)からの貸付料(借入金)を
一括で返済したため。
JR九州は鉄道事業で黒字が見込めなかったため、経営安定基金の運用で赤字分を補ってきた。
今秋の上場を前に、国に返還せずに使用することが認められていた。
 これにより基金の運用益による赤字補填ができなくなるため、鉄道事業の固定資産を減損処理。5462億円の特別損が巨額赤字の要因になった。
ただ、減価償却費の減少や運輸機構への返済もなくなるため、
17年3月期は営業利益が317億円分改善されることになる。
鉄道事業の営業利益は226億円の黒字になる見込みで、実現すれば初の営業黒字となる。

虎の子の基金の取り崩し
大きな決断だと思います。 Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
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