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いよいよ最終段階です [九州新幹線]

九州新幹線西九州(長崎)ルートが
新幹線と在来線特急を乗り継ぐリレー方式で暫定的に運行されることになりました。
佐賀県は「新鳥栖駅の近くに早くフリーゲージトレイン(FGT)用のアプローチ線をつくれ」と
国にせっついているようですね。
このように佐賀県はFGTにこだわっていますが、
速度の劣るFGTでは山陽新幹線乗り入れは難しそうです。

そりゃそうです。
新幹線は300キロで走行していますがFGTは最高速度270キロです。
速度の違う列車が投入されればダイヤ編成が大変になってしまいます。
JR西日本が嫌がるのもわかります。
仮にお慈悲をいただいて1日数本の乗り入れができたとしても
後ろから300キロの新幹線が迫ってくればどうします?
最寄りの駅に停車して追い越されるのを待つしかありません。
「こだま」のような扱いです。

さて、質問ですがこの電車に誰が乗りますか?
各駅停車の駅周辺に用があるか鉄道ファンぐらいでしょう。
佐賀から大阪まで5時間程度かかってしまう計算です。
FGTに佐賀がこだわる理由がわからないのはそのためです。

鹿児島や熊本が新幹線効果を享受できたのは関西圏までの直通運行で時短ができたからこそ。
佐賀県も時短につながる手段を考えるべきではないでしょうか。
全国で人口が減少していく中、人を呼び込み交流人口を拡大せねば地域は衰退してしまうでしょう。

行政の職員は長くても数十年で退職です。
しかし、このような交通インフラ整備に関しては未来に対する責任があるはずです。
100年先の県民にも「あってよかった!」と評価される交通インフラの整備を望みたいですね。
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