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LINE 福岡の自社ビル建設を断念 跡地はJR九州へ [企業動向]

きょうの福岡は梅雨のような曇天
それでも雨は降らないようなので
雨嫌いの私としてはホッとしています。

さて、LINEが福岡市博多区に計画していた自社ビルの建設を断念したそうです。
用地は取得済みでしたが計画発表からかなりの時間が経っており、
断念は既定路線とみられていました。
用地のまわりには鉄板の目隠しがされており、
そこには楽しそうに振る舞うラインのキャラクターが描かれていましたが。。。

LINEは2013年に福岡に拠点を設け自社ビル建設を計画。
しかし、オリンピックの影響などで資材や作業員の賃料が高騰し、
着工をペンディングしていました。
事務所は市内の3カ所に分散していましたが、
このたび博多駅の南側にできた耐震機能もばっちりのJRJP博多ビルに集約しました。
コスト面を考えれば当然だと思います。

用地はJR九州に売却する方向で話が進められているようで
JR側はホテルや複合ビルを考えているようですね。

秋に上場を控えているJR九州の本社ビルは実は貸しビルです。
本社ビルの取得を熱望しているとの話もあり、
この用地、どのように使われるのか
注目です。





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JR九州虎の子の基金を取り崩す [企業動向]

九州旅客鉄道(福岡市、JR九州)の決算が発表されました。

注目は鉄道事業で初の営業黒字へってことより、

虎の子の経営安定化基金を取り崩したことでしょうね。

それじゃ自分で書いていたものをペーストしますね。

連結決算は、売上高が前期比5・8%増の3780億円、
経常利益は25・3%増の320億円でともに過去最高を更新。
訪日外国人の鉄道利用が増えたほか、ホテルやドラッグストアが好調だった。
JRおおいたシティの開業効果も寄与した。
 ただ、純損失は4330億円の大幅赤字だった。
これは民営化時に国から受けた3877億円の経営安定基金を16年3月期にすべて取り崩し、
主に九州新幹線の設備を保有する鉄道・運輸機構(横浜市)からの貸付料(借入金)を
一括で返済したため。
JR九州は鉄道事業で黒字が見込めなかったため、経営安定基金の運用で赤字分を補ってきた。
今秋の上場を前に、国に返還せずに使用することが認められていた。
 これにより基金の運用益による赤字補填ができなくなるため、鉄道事業の固定資産を減損処理。5462億円の特別損が巨額赤字の要因になった。
ただ、減価償却費の減少や運輸機構への返済もなくなるため、
17年3月期は営業利益が317億円分改善されることになる。
鉄道事業の営業利益は226億円の黒字になる見込みで、実現すれば初の営業黒字となる。

虎の子の基金の取り崩し
大きな決断だと思います。
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九州の3月期企業業績が出そろいましたのでまとめました [企業動向]


今日の福岡は昨日ほどの快晴ではありませんが
風も爽やかで過ごしやすい一日です。

九州の3月期業績が出そろいましたので
為替、原油価格の観点からちょっとまとめてみました。
文章はいつもの通り自分で書いたものをペースとしています。
 
今年に入って円高に大きく振れた為替。九州でも輸出企業を筆頭にその影響を受けた。
安川電機(北九州)は前期1ドル=120・8円としていた為替の想定レートを110円に修正。
営業利益を66億円も押し下げることになる。経常利益の見通しは4期ぶりに減益になる見込みだ。
1円の円高が約800万円の減益要因になる日本タングステン(福岡市)も
為替動向には神経を尖らせている。

西鉄決算.JPG

一方、原油価格の変動も企業業績に光と影を落としている。
西鉄は軽油価格の下落により、運輸業は収益が14億円分拡大。
スターフライヤー(北九州市)も燃料価格下落が大きな要因となって
経常利益、純利益とも過去最高を記録した。上場初の配当も実施することになった。

半面、大幅下落で企業業績を下支えしていた原油価格については、今後の上昇を懸念する声が多い。
液化天然ガス(LNG)は原油価格に連動するため、
西部ガスは「前期はLNG価格の下落を織り込んでいたが、その反動が出るだろう」と
17年3月期は減収減益を予想。
軽油価格下落に伴う西鉄の14億円分の収益も減少する可能性が高い。
16年3月期には原油安で5000万円の経費削減を実現したオーケー食品工業(福岡県朝倉市)も
原油価格の上昇を予想し、今後については楽観視していない。

日常生活に大きな被害をもたらした熊本地震。その影響が企業業績にも広がっている。
九電は地震の影響で多数の鉄塔や送電網に被害が発生。数十億円程度の損失を見積もっている。
同社は「すべてを費用として計上するわけではない」と17年3月期への影響は明らかにしていない。また、企業の電力需要が減少したことから電力の販売量も減った。
 
熊本県益城町などに物流センターを構えるヤマエ久野(福岡市)は、
その修繕費などを特別損失に計上する。
17年3月期の経常利益は5%増の46億円を予想しているが、
純利益は32%減の23億円にとどめている。
西部ガスは現状では熊本地震の災害の被害が確定できていないため、
「ガス販売への影響は予測できない」としたものの
「4、5月のガス販売量はかなりの影響を受けるだろう」としている。

ナフコ(北九州市)は店舗の被害などで最大12億円億円を見込み、純利益を7億円下方修正した。
西鉄は現時点で把握できる地震の影響を3億円と算定。
売上高、純利益ともに同額の押し下げ影響を織り込んでいる。
同社は「旅行事業に影響が出る可能性がある。回復には若干の時間がかかるだろう」としている。
 
ヤマックス(熊本市)は熊本、福岡両県の3工場が被災。在庫のコンクリート製品が破損し、熊本県内の工場では一部生産設備も故障した。地震関連で1億6000万円程度を17年3月期に特別損失として計上する。




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西鉄決算 最高益 [企業動向]

現在、企業決算真っ盛り。

福岡でも主要企業の決算が続いています。

昨日は西鉄の決算でした。

以下、記載します。
(自分で書いたものをペーストしますね。コピペではございませんので念のため)

西鉄決算.JPG
 西日本鉄道(福岡市)の2016年3月期の連結決算は、営業利益が前期比27%増の233億円、純利益が同46%増の151億円となり、ともに過去最高となった。部門別では、運輸業が866億円(同3・4%増)で全体のけん引役になった。貸し切りバスの料金改定や訪日外国人の増加、軽油価格の下落も寄与して増収増益となった。また、不動産業や流通業も増益だった。
 一方、17年3月期の売上高は3%増の3718億円、純利益は前期比36%減の97億円を見込んでいる。熊本地震の影響を現時点で把握できる限り3億円と算定。売上高、純利益ともに同額の押し下げ影響を織り込んでいる。
 連結売上高は同1%減の3614億円で、6期ぶりの減収。為替変動による影響が23億円に上り、国際物流事業が4・0%減になったほか、マンションの販売戸数の減少など住宅事業が6・6%減となったことなどが響いた。運輸業は軽油価格の下落により、収益が14億円分拡大した。不動産業は減収だったが、マンション販売価格を下げることなく販売できたため利益率が改善したほか、商業施設の改装効果などもあって増益だった。
 流通業は8億円の増益だった。資本提携した食品スーパーのマルキョウ(福岡県大野城市)との共同仕入れなどで原価を抑制。粗利率が改善した。レジャー・サービス業は「ソラリア西鉄ホテルソウル明洞」の開業やインバウンド増、客室単価の上昇効果で増収となったが、旧西鉄イン博多(現・西鉄ホテルクルーム博多)の改装費用やソウルのホテルの開業費用が重荷となり減益だった。
 倉富純男社長は「成長に向けて色々な種をまき、着実に土台を作ってきた。インバウンドの風も吹いた」と総括。明治通の再開発については「対応できる体力をつけておきたい」とした。また、熊本地震については「修学旅行のキャンセルなどもあったが、高速バスを利用するボランティアなどのプラス要因もあり、全体の回復は早いだろう」と述べた。


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