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JR九州と西鉄が「首都圏不動産」を積極的に取得 [不動産]

JR九州(福岡市)は6月27日、東京都北区東十条にある賃貸マンションを取得したことを明らかにした。今後の状況を見て大規模リニューアルを実施するか、建て替えるかを検討する。都内に保有する事業用不動産はこれで7件目となる。東京では不動産価格が高騰しているが、将来の収益拡大に向けて物件を仕込んでいくことにしている。

今回取得したのはJR東十条駅から徒歩約4分の「東十条マンション」(写真右)。地上12階建てで延べ床面積は約1万9000平方メートル。182戸の住宅のほか店舗7区画があり、9割ほどが入居しているという。同社は開発中のものもあわせオフィスビル3件、賃貸マンション1棟、ホテルを2つ保有している。「東京の不動産は非常に高くなっていて優良物件が少ない。ただ、都心で優良物件が見つかれば仕込みチャレンジして事業拡大につなげたい」としている。




東京の不動産取得に関しては、西日本鉄道(同)も積極的だ。同社は自社マンションブランド「ブラントン」を立ち上げ、日本橋小伝馬町はすでに完売。新宿区神楽坂と台東区蔵前にも物件を建設中だ。さらに千代田区神田にも4棟目を建設することにしている。ほかにもホテルソラリア西鉄ホテル銀座など4つのホテルを保有している。同社も東京都心での不動産取得には積極的で、頭打ちの運輸事業を補完する事業の一つと位置付けている。

ただ、一部ではマンション、オフィスビル対象の用地となる不動産価格が高騰しているとの指摘もある。新築だけでなく中古物件の動きが活発になってきているのはその証左でもある。 Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
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