JR九州 低圧電源の供給先変更の波紋 [企業動向]
今朝の福岡はこれまでと一転、
秋のような涼しい風が吹いています。
これぐらい涼しいと体への負担も軽くて良いですね。
暑くなると必然的に使用量が増えるのが電力。
電力の件に関して、最近、目を引く事案が起きました。
JR九州が駅舎や小規模事務所などで使う低圧電源を
九電から新電力に変更することを決めたのです。
その数3800のうち1000カ所です。
九電にとってJR九州は上顧客です。
今回の供給先の選定に関しては、
JR九州は数社から見積もりを取っていたようです。
九電も従来より値段を下げて札を入れていたようですが、
いきなり新電力に変えるとの連絡が。
関係者の話では寝耳に水だったようです。
事前の下交渉もできただろうに(フェアかどうかは別にして)九電の面目丸つぶれです。
詳細は無料メルマガでご紹介しております。
【追伸】
JR九州は10月半ばの上場を予定しています。
JR九州の経営状況や決算情報を記載しておきます。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
JR九州は鉄道事業はこれまでずっと赤字でした。
今期以降は決算で黒字になりましたが
それは圧縮した資産価値で減価償却費を査定するため。
コストが大幅に減って17年3月期は鉄道事業が黒字に転換するというわけです。
人口が将来的に減少していく中、
鉄道事業の大幅な売上増は見込めません。
マンション販売や駅ビル、ドラッグストアなどの非鉄道事業で
どのように稼ぐかが問われていますね。
【決算記事】
JR九州の連結決算は売上高が前期比5・8%増の3780億円、
経常利益は25・3%増の320億円でともに過去最高を更新。
訪日外国人の鉄道利用が増えたほか、
ホテルやドラッグストアが好調だった。
JRおおいたシティの開業効果も寄与した。
ただ、純損失は4330億円の大幅赤字だった。
これは民営化時に国から受けた3877億円の
経営安定基金を16年3月期にすべて取り崩し、
主に九州新幹線の設備を保有する
鉄道・運輸機構(横浜市)からの貸付料(借入金)を一括で返済したため。
これまでJR九州は鉄道事業で黒字が見込めなかったため、
経営安定基金の運用で赤字分を補ってきた。
今秋の上場を前に、国に返還せずに使用することが認められていた。
これにより
基金の運用益による赤字補填ができなくなるため、
鉄道事業の固定資産を減損処理。
5462億円の特別損が巨額赤字の要因になった。
ただ、減価償却費の減少や機構への返済もなくなるため、
17年3月期は営業利益が317億円分改善されることになる。
鉄道事業の営業利益は226億円の黒字になる見込みで、
実現すれば初の営業黒字となる。
─という状況です。
秋のような涼しい風が吹いています。
これぐらい涼しいと体への負担も軽くて良いですね。
暑くなると必然的に使用量が増えるのが電力。
電力の件に関して、最近、目を引く事案が起きました。
JR九州が駅舎や小規模事務所などで使う低圧電源を
九電から新電力に変更することを決めたのです。
その数3800のうち1000カ所です。
九電にとってJR九州は上顧客です。
今回の供給先の選定に関しては、
JR九州は数社から見積もりを取っていたようです。
九電も従来より値段を下げて札を入れていたようですが、
いきなり新電力に変えるとの連絡が。
関係者の話では寝耳に水だったようです。
事前の下交渉もできただろうに(フェアかどうかは別にして)九電の面目丸つぶれです。
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【追伸】
JR九州は10月半ばの上場を予定しています。
JR九州の経営状況や決算情報を記載しておきます。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
JR九州は鉄道事業はこれまでずっと赤字でした。
今期以降は決算で黒字になりましたが
それは圧縮した資産価値で減価償却費を査定するため。
コストが大幅に減って17年3月期は鉄道事業が黒字に転換するというわけです。
人口が将来的に減少していく中、
鉄道事業の大幅な売上増は見込めません。
マンション販売や駅ビル、ドラッグストアなどの非鉄道事業で
どのように稼ぐかが問われていますね。
【決算記事】
JR九州の連結決算は売上高が前期比5・8%増の3780億円、
経常利益は25・3%増の320億円でともに過去最高を更新。
訪日外国人の鉄道利用が増えたほか、
ホテルやドラッグストアが好調だった。
JRおおいたシティの開業効果も寄与した。
ただ、純損失は4330億円の大幅赤字だった。
これは民営化時に国から受けた3877億円の
経営安定基金を16年3月期にすべて取り崩し、
主に九州新幹線の設備を保有する
鉄道・運輸機構(横浜市)からの貸付料(借入金)を一括で返済したため。
これまでJR九州は鉄道事業で黒字が見込めなかったため、
経営安定基金の運用で赤字分を補ってきた。
今秋の上場を前に、国に返還せずに使用することが認められていた。
これにより
基金の運用益による赤字補填ができなくなるため、
鉄道事業の固定資産を減損処理。
5462億円の特別損が巨額赤字の要因になった。
ただ、減価償却費の減少や機構への返済もなくなるため、
17年3月期は営業利益が317億円分改善されることになる。
鉄道事業の営業利益は226億円の黒字になる見込みで、
実現すれば初の営業黒字となる。
─という状況です。
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