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人事の季節ですねえ [長崎]

今日の福岡は薄曇りから晴れに向かっているようです。

「所によっては時折弱い雨が降る」っていう天気予報は
いわゆる逃げの予報ですね。
はっきり「降ります」「降りません」って予報して
外れたら次の日に「すみません」っていえば良いのにっていつも思う次第です。

さて、5、6月は人事の季節です。
今日は長崎版です。
いつもの通りに記します。ね。


長崎県内の経済活性化に向け提言を続けている
長崎経済同友会の代表幹事に、十八銀行(長崎市)の森拓二郎頭取と
親和銀行(佐世保市)の吉澤俊介頭取が就任した。
森氏は総会後の会見で「やるべきことは多岐にわたるが、
地方創生につなげるには就労の場、仕事の創出が必要」として
「新産業の育成、創業支援に力を入れていきたい」とした。
5月24日に長崎市で開かれた通常総会で役員人事が提案され、全会一致で承認された。

09年から7年間にわたり代表幹事を務めてきた十八銀の宮脇雅俊会長は退任。
また、協和機電工業(長崎市)の坂井俊之会長の留任が承認された。
退任あいさつで宮脇氏は「長崎は潜在性の高い地域だが、
その潜在性を一刻も早く具現化しないといけない。
人口減少という喫緊の課題に対して、今後も官民が協力して対応していってほしい」と要望した。

一方、佐世保地区は、長崎地区の通常総会前に
佐世保玉屋(佐世保市)の田中丸善保会長に代わって、吉澤頭取の代表幹事への就任が内定していた。現在、長崎経済同友会の代表幹事は長崎地区から2人、佐世保地区から1人が選出されている。
宮脇氏と田中丸氏は恒久幹事に就任した。

また、佐世保地区の副代表幹事を2人から3人に増員した。
親和銀の福田知副頭取の退任に伴い、
新たに西沢本店の西沢雅幸社長と橘高の橘高克和社長が就任し、
池田工業の池田敏章社長は留任。長崎地区の副代表幹事3人も留任した。

現在、十八銀はふくおかフィナンシャルグループ(福岡市)傘下の親和銀との合併に向けて
関係省庁などと折衝中。
将来、合併予定の親和銀からも代表幹事が選出されたことについて森氏は
「たまたま選出された時期が重なった。
県南と県北の連携が強められるという観点からも、
プラスにこそなれマイナスになることはない」とその意義を強調した。

長崎経済同友会はこれまでの2年間、
交流人口拡大をテーマに活動を続け、今年2月には提言書をまとめている。
今後2年の活動期間は、地方創生をテーマに若者が定着できる地域の実現を目指す。

また、2022年にリレー方式での開業が決まった九州新幹線西九州ルートに関しては、
新たに「新幹線委員会」をつくって対応。
受け入れ態勢の整備、充実を図るため、
県をはじめ商工会議所などの他の経済団体とも連携を強化して活動する方針だ。
最終的にはより高い経済効果が見込まれる「全線フル規格」の将来的な実現に向けて活動するという。

長崎経済同友会がフル規格実現へ注力するのは、FGTでは関西への直通が難しいからだ。
現在、開発中のFGTの最高速度は270㌔。300㌔で走行する新幹線とは大きな乖離があり、
JR西日本はFGTの関西方面への乗り入れに難色を示している。
仮に乗り入れが許可されたとしても、〝こだま〟のように各駅停車となる可能性が高い。
しかも、FGTの車両は在来線の車両と同じサイズであり、乗客数も通常の新幹線より少なくなる。
長崎経済同友会は「最大の効果を出すためにはフル規格が必要。
敦賀から新大阪への延伸計画は盛り上がりをみせており、
西九州ルートはもたついている場合ではない」としている。

最も危惧されるのは、西九州ルートが〝リレー方式のままで固定〟されることである。
今後、官民一体でフル規格実現への働きかけを強めていく考えだ。


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